ツギトリ

実際的な出版流通に即しつつも突飛で無責任なご提案。

「出版不況とブックファンタジー」あとがき(1)

改めまして重ねまして、先日はご来場ありがとうございました。さて、ほどよく記憶も薄らいだところで、シンポジウムのあとがきを、(多分)3回にわけてお送り致します。こちらはシンポジウムの記録等ではなく、その場に居合わせたいちスタッフの作文と言う…

満員御礼 / 出版不況とブックファンタジー

先日はシンポジウム「出版不況とブックファンタジー」にご来場いただき、またはご来場をご検討いただき、ありがとうございました。 また、会場ではご不便をおかけしたことをお詫び申し上げます。皆様のご協力の上、そこそこ、無事、終えることができました。…

シンポジウム「出版不況とブックファンタジー」

2016年5月15日16時より、ツギトリの主催でシンポジウムを開催致します。その名も「出版不況とブックファンタジー」。会場は、大阪市阿倍野区にある児童図書室もものこぶんこ。ブックファンタジーの代表的現象でもある「まちライブラリー ブックフェスタ2016i…

雑誌のような雑誌/書籍のような雑誌/新聞のような雑誌

雑誌に関する戯言です。流通的な意味でなく、内容的な意味での雑誌について。 雑誌のような雑誌 いきなりトートロジーですが、現在、特に雑誌が売れなくなってきていると。ふうむ。ではかつて、雑誌は売れていたわけですね。なるほど。その古き良き時代? で…

シンポジウム・プレ・イベント「出版状況クロニクルを朗読する」

急遽、特に意味は無いですが、シンポジウム「出版不況とブックファンタジー」の開催2週間前ということで、朗読イベントを粛々と開催しました。 d.hatena.ne.jp 毎月、1日0時に更新される、出版業界時評、出版状況クロニクルです。1分前くらいからF5連打し…

一冊両断「現地裁断返品(スキャン&シュレッド)」

要約 どうせ裁断するような返品は、書店で裁断しようぜ。 雑誌の耳塚 書店流通する本は、飽くまで返品条件付きのものに限りますが、返品ができます。 多数ある出版社から発行された本は、取次に集約・仕分されて、多数ある書店へ旅立って行くのですが、残念…

書雑習合、その思想的意義

「なるほど、前回の記事で書籍と雑誌が似て非なるものなら統合しちゃえ、というのはわかった。でも結局それで、どんな効果が具体的にあるんだろう?」というお便りが先日、当社の方に寄せられたわけではありませんが、ともあれあった風にして、この御尤もな…

最終奥義「書雑習合」

ツギトリ、最初にして最大のご提案。 要約 合理化による業務改善は基本のキ。書籍と雑誌を統合しちゃえ。 日出処の本 書店に流通する「本」には、大きくわけて二種類あります。何を隠そう「雑誌」と「書籍」です。他に、それ以外の「第三商材」と呼ばれるよ…

はじめまして。「ツギトリ」です。

はじめまして 「ツギトリ」は、実際的な出版流通を見据えつつ、突飛で無責任なご提案を繰り広げる、正体不明、謎の秘密結社です。このたび、しめやかに爆誕致しました。 http://tgtr.kiwamari.org/ 出版不況が叫ばれて久しい中、まるで売上と反比例するかの…